袖の種類 part.3


●トランペット・スリーブ
 トランペットの口のように、袖口で大きく開いた袖のことです。

ドルマン・スリーブ
 「ドルマン」とはもともとトルコ人が着用する外套のことで、袖ぐりが深くゆったりしていて、
 袖口で細くなっている袖のことです。
 袖付けの縫い目のあるものと、無いもの、マチを入れたものなどがあります。


●ドロップド・ショルダー・スリーブ
 普通の袖付け線よりも、肩から腕側に下げて付けた袖のことです。
 見た目が、肩からずり落ちたように見えるのでこの名前が付きました。


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●ノースリーブ
 袖なし、または袖の無い衣服の総称です。
 「スリーブレス」とも言います。

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●パゴダ・スリーブ
 「パゴダ」とは東洋諸国の仏塔のことで、その形に似ていることからこう呼ばれます。
 袖の上部が細く、袖口に向かって裾広がりになっています。
 仏塔のように2段、3段、5段に重ねたものもあります。



●バットウイング・スリーブ
 コウモリの翼に似ていることからきた名前です。ドルマン・スリーブの一種で、袖ぐりが深く
 袖口が急に細くなっている袖のことです。
 「バタフライ・スリーブ」とも言います。



●パフ・スリーブ
 「パフ」とは「ふくらんだ」という意味があり、ギャザーやタックで袖山や袖口を膨らませた
 袖のことを言います。
 袖の長さは短いものが一般的ですが、長いものもあります。
 「バブル・スリーブ」「バルーン・スリーブ」とも呼びます。


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●バルーン・スリーブ
 バルーンのように大きくふくらんだ袖のことを言います。
 袖丈は肩から肘くらいのものが多いようです。
 「パフ・スリーブ」とも呼びます。


●ビショップ・スリーブ
 「ビショップ」は「司教」の意味で、彼等が着る僧服の袖に似た、腕の上部をフィットさせ、
 肘から下に極端に広げた長い袖のことを言います。


●ブッファン・スリーブ
 「ブッファン」はふっくらとしたという意味で、大きくふっくらと膨らませた袖型で、
 「パフ・スリーブ」の一種です。
 イブニング・ドレスなどに用いられます。

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