袖の種類 part.1

アメリカンスリーブ
首の根もとから袖ぐりの下まで斜めに大きくカットしたノースリーブの型デザインの一種
 です。後ろにも前と同じ形の身頃が付いているのが特徴です。
 正式には「アメリカン・アームホール」と言います。
ウィングスリーブ
 肩からゆったり流れる様な感じになった袖口の長い袖のことです。
 鳥の翼(ウィング)のように袖口で大きく広がった袖が特徴です。
●ウェッジ・スリーブ
 「ウェッジ」は「くさび」の意味で、袖付けが腕の付け根より身頃側にくさび形に深くカット
 された袖のことです。
 袖付けのゆとりがあり、着脱が楽で運動もしやすいのが特徴です。

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●キモノ・スリーブ
 身頃から続いて裁ち出された袖で、和服の袖に似ていることからこう呼ばれます。
 袖は短いものから長いものまで様々です。

●キャップ・スリーブ
 肩先にキャップをかぶせたようなごく短い袖のことです。
 そで下はほとんど無く、肩先が隠れる程度のものです。



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●ケープ・スリーブ
 ケープをはおったような感じの、肩から腕にかけてゆったりした袖のことです。
 肘丈くらいで短めで袖口が広がっているものが多いのが特徴です。

●ケープレット・スリーブ
 ケープ・スリーブより短めのもので、夏のドレスなどに見られます。 
 「ケープレット」の「レット」は「小さい」という意味があります




●シース・スリーブ
 「シース」とは「鞘(さや)」の意味で、ほっそりとして、腕にぴったりとした長い袖のことです。


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●シャツ・スリーブ
 男性用のワイシャツなどに見られる袖山が低く袖付けの縫い代を身頃側に倒したカフス
 付きの袖のことを言います。

●スパイラル・スリーブ
 「スパイラル」とは「らせん状の」という意味で、布を渦巻状に縫い合わせて作った袖のこと
 です。 女性の毛皮のコートに見られます。

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スプリット・ラグラン・スリーブ
 ラグラン・スリーブで、肩の縫い目から前部が普通袖で、後ろがラグラン・スリーブに
 分かれた袖のことです。男性用のスプリングコートや、レインコート、ジャンパーなどに
 用いられます。
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